大法寺厨子屋根に乗る鯱は、鎌倉時代末期から室町時代初期に作られたと考えられ、現存するものとして我が国最古の鯱となっております。1952年に重要文化財の指定を受けております。
向かって右側の鯱は牙の形が大きく雄とされ、左側の鯱は雌とされております。また、屋根に乗るだけではなく食いついているのも特徴となっております。
鯱は空想上の生き物であり、大きなお腹には大量の水が入っており、火災の際にはその水で鎮火をはかるとされております。防災や厄除のご利益があるとされております。
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一乗山 大法寺
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